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from Matsunaga Rokkan


“松永六感” 松永の水をめぐる旅


福井県小浜市の中山間地域にある集落『松永』。


松永の奥に広がる山々は、日本の太平洋側と日本海側とを分かつ「中央分水嶺」。松永は日本海へとそそぐ水の源流に最も近い場所のひとつです。


松永に降った雨は、山々の途中で湧き出しながら松永川へと集まり、田畑を潤し、やがて若狭湾へと流れ込みます。


今回の旅は、いにしえの武将・坂上田村麻呂が平和を願って建立した、国宝・明通寺から。 朝のまだ人気の少ない明通寺で旅の安全を祈願したら、松永川の源流を探しに。 松永の一番奥の集落、池河内のさらに先の山中を1時間ほど歩けば、落差30メートルをこえる若狭一の名爆「三番の滝」に出会うことができます。

山を降りると、明通寺からほど近いところに、年間200種類を超える四季折々の野菜やハーブが育てられている「藤屋農園」があります。

農園をゆっくりと散策しながら、野菜やハーブの花たちを見て、触って、香りをかいで、その場でひと口味わってみてください。これまで気づいていなかった野菜の本当の美味しさに驚くはずです。

採れたての野菜は、川辺で味わうのもおすすめ。

藤屋旅館のダイニング「喫茶古」では、松永の野菜をふんだんに使った美しい精進料理コースを楽しむことができます。

食後は自転車で松永の美しい水田風景の中をサイクリング。

松永を潤した水は、いくつもの川が合流しながら多くの田畑の恵みを育て、やがて、若狭湾に注ぎます。

松永を流れる「水」をめぐり、農村の美しさ、農作物の美味しさ、人の温かさを見つける旅をどうぞ。


【松永六感 公式HP】 https://www.matsunagarokkan.com


【「松永六感」の体験内容詳細】

福井県小浜市松永地域では、『五感の先をひらく』をコンセプトに、国宝の明通寺本堂での瞑想や、野菜収穫体験、創作精進料理のディナーコース等を通じて、松永だからこそできる、五感を整え、自分を見つめる宿泊・体験プログラム『松永六感』を提供しております。


1.酢の醸造所の見学 地域の入り口にある創業300年のお酢屋「とば屋酢」での酢の醸造所の見学は、お酢の強烈な匂いで嗅覚が刺激されます。壺仕込みのお酢づくりは全国でも稀な手法です。


2.農作物の収穫体験 松永の川や風の音に耳を澄ませながら、農園で土を踏み、農作物を収穫するのは、季節を肌で感じる都会ではできない体験です。収穫した野菜は夜のディナーで提供します。


3.「藤屋旅館」での宿泊 かつて文豪・水上勉の小説の舞台にもなった全5部屋の山あいの宿で、静かな時間を過ごしていただけます。


4.創作精進料理コースのディナー 夕食は地域の野菜を中心とした、華やかで美味しい創作精進料理のコース料理。野菜の多彩な美味しさに驚かされます。 ​※料理は、NYの精進料理店「嘉日(Kajitsu)」で副料理長兼GMを務め、現在はNYと京都を拠点に日本食のポップアップ イベントの企画や飲食店のプロデュース、食からの地域創生事業を手がけるカリナリーディレクター中東篤志氏が監修。


5.本を読みながら過ごす静かな夜 「五感の先をひらく」をテーマに若狭の僧侶がセレクトした約200冊の本。藤屋のラウンジにある薪ストーブに当たりながらの読書は自分を見つめる良い時間になります。


6.国宝の明通寺本堂での早朝の瞑想 宿泊翌朝、一般拝観前のまだ誰もきていない明通寺へ参拝し、国宝の本堂で「阿字観瞑想」を体験。真言宗の瞑想「阿字観」では、梵字(仏様を真言で表現した時の漢字)で大日如来を示す「阿」の文字と、それを照らすろうそくの前に座り、呼吸を整えます。そして、心を落ち着け、徐々に自分が自然と一体となっていくイメージを広げていきます。


7.明通寺客殿での朝粥 瞑想後の朝食は明通寺の客殿で白粥と白味噌のお味噌汁。松永のコシヒカリを、同じく松永の地下水で丁寧に炊いたお粥は、 瞑想後の身体に優しく染み渡ります。


8.家具工房での木皿彫り 旧小学校を利用した家具工房「栗本家具」で、丸のみを使った木彫皿作り。 1枚の木の板を黙々と彫るのは、 自分を見つめる心地よい時間になります。


9.自転車での集落散策 自転車で集落内を散策し、地域の人々と触れ合う体験。藤屋旅館では自転車を貸し出します(電動時電車も用意)。松永の集落を散策し、いにしえの偉人たちが祈りを 捧げた土地の空気を吸う。 西街道を辿って、寺社巡りをするのもおすすめです。


10.山のトレッキングと名爆「三番の滝」 松永の集落を越えて山に入れば、落差30メートルの若狭随一の名爆「三番の滝」に出会えます

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